2013年09月28日

シンフォギアG最終回に対する主な不満点 「手を繋ぐ」というテーマを描き切れてないことについて

(最初ツイッターに投下しようと思ってたので、文章が細切れになってますがご容赦ください)


G全体で、二課サイドの物語は、ひびみくもクリつばもちゃんと描いてたし良かったと思う。フィーネサイドの物語は、きりしらはまぁまぁでしたがマリア関連はよくわからなかった。二課とフィーネサイドの交流は、響と調の関係をなんとか描いたものの、他の組合せは全滅。



最終回で深刻な問題なのは、装者6人が協力してる理由がほとんど単に「当面の危機を乗り越えるため」っていうだけって点ですよね。そんな6人に手を繋がれ、絆の証っぽい協力バリアとか協力必殺技を使われても、そこには何の感慨も無いというか。

やっぱり二課側の3人とフィーネ側の3人とは、共同戦線を張る、という程度の間柄だと感じました。そしてそういう間柄の2グループにふさわしいカッコイイ戦闘の魅せ方は、全員手を繋いでの必殺技みたいなのではなく、もっと他にあったと思います。

それでも6人に手を繋がせなければならなかったのは、それが響のアームドギアであり、シンフォギアのテーマの一つだったからです。だとすればこれまでに響がフィーネ側の3人と対話しなければいけなかったのだけど、それができなかった。

調はできたとしても、マリアさんとは12話ラストで初めての対話だったし、切歌とは最後まで何も無し。まぁ、今作の響は左腕やらガングニール侵食やらvs未来やらで忙しすぎたからしょうがない。

なので響の代わりに翼さんやクリスちゃんがフィーネ側と対話しなければいけなかった……が、この二人も何もしてなかった。二人のあいだの関係で精一杯だったようだ。

おかげさまで、最終回になっていざ必殺技という場面になってあわてて、翼「惹かれ合う音色に、理由なんていらない」とか、クリス「わたしも付ける薬がないな」切歌「それはお互い様デスよ」とかいうバカみたいな会話をしなければいけなくなってしまった。

(いや、後者のクリス×切歌は会話自体はわりと良いと思うんだけど、ここまでの対話何も無しで、こんな理由でいきなり手繋いで命懸けの必殺技みたいの繰り出されても笑うしかない。「手を繋ぐ」が安くなりすぎだろ……)



やはり最終回、いたるところで装者たちは「手を繋ぐ」とか「仲間が居る」っていうことに触れているし、実際それが必殺技の決め手っぽいので、これがシンフォギアGの最終的テーマなんだとみなさざるを得ない。

だけど、二課側の3人、フィーネ側の3人はそもそも最初から手を繋げている仲間だったわけで。だとすればシンフォギアGの肝心要の部分は、二課側の3人とフィーネ側の3人がどう繋がったかっていう話になるんだけど、それが響と調のライン一本だけっていうのは……

まぁ、どのみち70億の歌だから、6人の中の話なんてどうでもいいのかもしれないけど……

人数の少なかった1期はそのへんしっかりテーマを描けていたと思う。過去の出来事に由来する確執を乗り越えて、お互いに戦士として認め合う関係になった響と翼。戦場で絆を深め、敵味方の壁を乗り越えた響とクリス。この3人が響を中心にして「手を繋ぐ」のはよくわかる



やっぱGは、敵味方の関係ではなく、ひびみくとかつばクリとかきりしらとか味方内での関係が素敵に描けていた作品だったと思うし、それ自体はとても良かったので、最終回のテーマをどこに絞るかっていう部分を、もう少し考えたほうがよかったのではないかなぁ

あと、途中までガングニール侵食による響の運命がテーマだったのに、それを11話冒頭で失ってしまったので、そのあとのテーマ性に困ったっていう面もあるのだろうね。5〜10話の不吉な緊張感のある展開が一番面白かったし、変な言い方だけど10話を最終回に持って来れれば一番良かったような気がする

posted by おりあそ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする